『将棋指しの腹のうち』

著:先崎 学


将棋の世界、皆さんはどんなイメージをお持ちですか?


将棋の世界は少しとっつき辛く、難しい、そんなイメージもありましたが、今や藤井聡太五冠の大活躍で、私にとって少し身近な存在になってきました。藤井聡太五冠が対局中に食べる勝負メシやおやつもたびたび話題になり、ついつい食べてみたくなるものばかりです。


本書は、自身も棋士である先崎学九段がつづる将棋界の棋士たちと食事をめぐるエッセイ本です。そば、焼肉、居酒屋、鰻屋など、食を通じて天才棋士たちの喜怒哀楽だったり、人となりを垣間見る事ができる一冊です。


将棋界の裏話もたくさん盛り込まれ、遠くに感じていた将棋界、棋士達をもっと身近に感じることのできるエピソードも見どころです。


先日からは、藤井聡太五冠と羽生善治九段の王将戦も始まりました。どんな対決となっていくのか、とてもワクワクしますね。


是非本書をお手に取って、将棋の世界をのぞいてみてはいかがでしょうか?今まで見えなかった将棋の世界が見えてきますよ😊


CENTREスタッフ 中村

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