2025.12.04 02:53【書籍レビュー】中村 圭志 / 図解 世界5大宗教全史中村 圭志(著 図解 世界5大宗教全史宗教というと、難しくて遠いもの、と感じる方は少なくありません。しかし、中村圭志による『図解 世界5大宗教全史』は、世界宗教を“信仰の歴史”ではなく、“人がどう生きようとしてきたかの歴史” として捉える、非常に開かれた一冊です。本書が...
2025.11.30 06:36【書籍レビュー】嶽村 智子・大山口菜都美・酒井祐貴子 / めくるめく数学。嶽村 智子 大山口菜都美 酒井祐貴子(著めくるめく数学。数学というと、公式や計算を思い浮かべて身構えてしまう人も多いかもしれません。しかし『めくるめく数学。』が扱うのは、数字よりも“世界の見え方が変わる瞬間”です。本書は、数学が苦手だった人、離れていた人にこそ開かれた一冊です。教...
2025.11.24 08:47【書籍レビュー】永松 茂久 / 君は誰と生きるか永松 茂久(著君は誰と生きるか永松茂久さんは本書の中で、「人生は誰と生きるかで決まる」と語りますが、その言葉は働く私たちにとっても非常に本質的です。人は、自分が過ごす時間の多くを“誰かと協働する時間”として使っています。そのため、近くにいる人の言葉や態度、価値観から強い影響を受け...
2025.11.23 09:04【書籍レビュー】ゆりか / 本音を言おうとすると涙が出てくる HSPの繊細さを才能に変える魔ゆりか(著本音を言おうとすると涙が出てくる HSPの繊細さを才能に変える魔法HSP(Highly Sensitive Person)は「刺激に敏感で、生きづらい気質」と説明されることが多いものです。しかし著者・ゆりかさんは、HSPを“欠点”ではなく、“深く感じ取る力を持った気質”...
2025.11.22 06:03【書籍レビュー】アーサー・C・ブルックス / 人生後半の戦略書 ハーバード大教授が教える人生とキャリアを再構築する方法アーサー・C・ブルックス(著人生後半の戦略書 ハーバード大教授が教える人生とキャリアを再構築する方法成功を積み重ね、キャリアの“頂点”に達したと感じる人ほど、あるとき虚しさや“何か足りない”という感覚に襲われる――本書はその現象を「ストライバー・クルー(達成者の呪縛)」と名付け、...
2025.11.21 03:01【書籍レビュー】斎藤 幸平+松本卓也 / コモンの「自治」論斎藤 幸平+松本卓也(編コモンの「自治」論戦争、インフレ、気候危機、格差の拡大。本書が前提とするのは、「人新世」の複合危機に直面した私たちの現在地です。資本主義と民主主義がともに行き詰まり、国も個人も「生き残り」のための競争に追われるなかで、社会は分断され、共通の基盤が壊れている...
2025.11.12 08:08【書籍レビュー】宮台 真司 / 藤井聡 神なき時代の日本蘇生プラン宮台 真司 / 藤井聡(著神なき時代の日本蘇生プラン「神なき時代」という言葉に、生きづらさや価値の空白を感じている人は少なくないでしょう。本書では、宮台真司・藤井聡両氏が現代日本を「損得マシーン」「自己保身に走る人々」の集まりと見なし、根本から問い直しています。その背景には、経済...
2025.11.12 07:51【ZINEの受託販売のお知らせ】『名古屋本屋めぐり〜北西エリア編〜』著者:伊藤あづさ判型:A5 50P価格:1,100円(税込)出版:ZINE(Hokkoti Books)<本の内容>本屋は悩みをほどき、心を癒し、学びを後押ししてくれる場所。名古屋北西エリアの本屋やブックカフェなどおすすめの場所10店舗を取材し...
2025.11.10 06:11【書籍レビュー】倉山 満 / 教科書では絶対教えない 偉人たちの日本史倉山 満(著教科書では絶対教えない 偉人たちの日本史私たちは、学校で学ぶ「日本史」の流れを、どうしても一つの物語として受け止めてしまいがちです。しかし、倉山さんはこの本であえて「教科書では語られない」偉人たち28人を取り上げ、歴史の“裏側”に光を当てます。「どうしてこの人が評価さ...
2025.11.04 04:27【書籍レビュー】ヴィランティ牧野祝子 / 国際エグゼクティブコーチが教える 人、組織が劇的に変わる ポジティブフィードバックヴィランティ牧野祝子(著国際エグゼクティブコーチが教える 人、組織が劇的に変わる ポジティブフィードバック組織の中でかつて典型だったのは、「できていないことを指摘し、正す」フィードバックでした。著者ヴィランティ 牧野祝子さんは、その流れを見つめ直します。部下が報告・相談しなくなる...
2025.10.31 04:17【書籍レビュー】齋藤 孝 / 図解 渋沢栄一と「論語と算盤」齋藤 孝(著図解 渋沢栄一と「論語と算盤」―― 学びを動かし、時代を生きるための“実学”として渋沢栄一が『論語と算盤』を著したのは、大正5年。経済成長と社会不安が入り混じる時代の中で、彼は「道徳と経済の調和」を提唱しました。しかしその核心にあるのは、単なる理想論ではなく、観察と思...
2025.10.30 05:17【書籍レビュー】ハル・エルロッド / 朝時間が自分に革命をおこす 人生を変えるモーニングメソッドハル・エルロッド(著 朝時間が自分に革命をおこす 人生を変えるモーニングメソッド私たちは、目覚めた瞬間から一日の流れに乗せられてしまいがちです。かたや、著者ハル・エルロッドは、自らの大事故・闘病体験を経て「朝を変えることで人生が変わる」と気づきました。本書は、一見些細に...