2022.06.07 08:39『ぜんぶ、すてれば』著:中野 善壽元寺田倉庫代表取締役社長の中野善壽氏が、”個の時代”で自立する生き方を切れ味よく語ります。不確実で変化の激しい時代、情報過多でありながら、次々と進歩する技術により過去の事例には頼れない。このような時代で生き残るには、どのような知識をもち、いかなる力を身につけなければ...
2022.05.20 11:35『SLEEP 最高の脳と身体をつくる睡眠の技術』著:ショーン・スティーブンソン訳:花塚 恵睡眠に関する様々な視点を、健康アドバイザーである著者が整然と語り尽くします。個々の論点についてはぜひお読みいただいて、ご自身で関心&納得するものから参考にしていただければと思いますが、全体を貫くメッセージはひとつ。「人間の本来の機能を回復...
2022.02.11 14:29ラッキーマン 何者でもない僕が、何者かになる物語 / 若山 陽一郎不用品回収事業やリサイクルインテリアショップ事業を展開する株式会社和愛グループ代表の若山陽一郎さん、「あげまん講座」などの講演などでも大活躍されている彼の、少年期から現在に至るまでの挫折と奮起、出会いと導きに満ちた半生を、前向きで丁寧、且つ読み手に語りかけるように綴った本著。「自...
2022.01.20 01:01自分ごとの政治学 / 中島 岳志わかったようでわからない、政治の「右」と「左」、「大きな政府」と「小さな政府」、「民主主義」と「立憲主義」、もやもやしていたそれらについて、自分なりに考えるきっかけをくれる政治の入門書です。国会においても、地方議会においても、議席数が示す「多数決」という考え方は避けて通ることがで...
2021.12.29 03:59教養として学んでおきたい哲学 / 岡本 裕一朗教養として学んでおきたい哲学 / 岡本 裕一朗哲学というと、掴み所のない難しい印象を持たれておられる方もいらっしゃると思います。本著は、その哲学というものが何か確認し、どんなことをするのか、なぜ哲学を学ぶのか、そして哲学の歴史と現代社会での位置付けを優しく平易な語り口で記された入...
2021.08.20 09:39あるものでまかなう生活著:井出 留美「食品ロス」とは、本来食べられるのに捨てられてしまう食品のことを指します(農林水産省、消費者庁HPより)。捨てなくてもよいものを捨ててしまうことで廃棄物の増加と過剰供給の両面を招いており、「つくる側」「食べる側」双方に原因を探り、地球環境保全と豊かなライフスタイルの...
2021.08.09 11:37孤独の価値著:森 博嗣 工学博士であり作家である森博嗣氏による「孤独」に対する考察、そして「孤独」を抱える全ての人への提案、思考の転換ともなる人生観が記された一冊です。 なぜ、「孤独」は「寂しい」のでしょうか。 「寂しい」のはいけないこ...
2021.07.29 12:00ペルソナ 脳に潜む闇著:中野信子 「ペルソナ」とは、ユングの概念であり、「人間の外的側面」。それが当人の本質であるかどうかは問題ではありません。 本著は、脳科学者・認知神経科学者の中野信子氏の自伝的エッセイです。特徴的なのが、過去~現在へと時系列に進行する...
2021.07.15 07:24聖なるズー著:濱野ちひろ 犬や馬をパートナーとする動物性愛者「ズー」。 性暴力に苦しんだ経験を持つ著者は、彼らと寝食をともにしながら、 人間にとって愛とは何か、暴力とは何か、考察を重ねる。 そして、戸惑いつつ、希望のかけらを見出していく──。 (本著帯の紹介文) 著者は、心も身体も傷つ...
2021.07.02 06:48【CENTREの本棚(1周年SALE棚)】2021年7月1日、CENTREは開業1周年を迎えました。書籍のセレクトはCENTREのコンセプトに倣い、お客様の知的好奇心である「もっと知りたい、もっと学びたい」を刺激し、この世の様々な人、出来事、もの、知識などの「現実」を重視し、世界を拡げることを目的に行なっております。この...
2021.06.23 02:18月刊KELLY 8月号2021年6月23日発売の「月刊KELLY8月号」の『今月のキニナル』コーナーにて、CENTRE代表中村がセレクトした書籍をご紹介いただいております。KELLY読者の方々に向けて、人の記録、人のつながりをテーマとした書籍を選ばせていただきました。主観と客観、自分事と他人事、自分と...
2021.06.15 07:39時間は存在しない著:カルロ・ロヴェッリ 訳:冨永 星 本著は、理論物理学者のカルロ・ロヴェッリ氏による、人間が感じる「時間」についての果てしない考察です。刺激的なタイトルではありますが、「理論的に存在しない」という形で終わるのではなく、それでも人間にはそれが経過して感じる不思議について、過去の...