【2023年の営業を終えて】
12月30日(土)18時をもって、2023年の営業を全て終了させていただきました。
この1年の間、ご愛顧いただいたすべてのお客様に深く御礼申し上げます。ありがとうございました。
2023年は、CENTREとして初めての年中無休体制を敷いて臨んだ1年になりました。安定した運営を可能にしたのは素晴らしいスタッフたちの頑張り。それぞれがそれぞれの役割を認識し、自己の成長とCENTREの成長を重ねてくれました。彼女たちは私の何よりの誇りです。
開業当初、「マネジメント」というもの大きく穿き違えていた私は、当時のスタッフには辛く悲しい思いをさせてしまいました。そこから大きく反省をし、スタッフとの向き合い方、自分の在り方を考え直し、行動を変えたことが今に繋がっています。
ひとりひとり違う人生を生きるスタッフを見つめ、上司として、社会人の先輩として、ひとりの大人として出来ることをする。彼女たちの豊かな毎日がCENTREの豊かさを呼んでくれると信じています。転機を迎えるスタッフもいます。無限の可能性がある彼女たちの人生を、これからも支えたいと思います。
CENTREは、人と、人が持つ文化が行き交うメディア、あるいはプラットホームになる。そんな実感を得た1年でもありました。
お客様が持つ様々な背景が、CENTREを触媒として響き合い、新たな流れが生まれることを何度も体験しました。ひとりひとりの変革を支えることを根幹に置いたCENTREにとって、とても嬉しいことです。インプットとアウトプットが同時にリアルタイムで起こる店舗としての本当の役割はここにあるのだと感じています。
これからも、お客様の変革に触れ、未来への希望で店舗を満たしたいと思います。
本は人の思いが宿ったマテリアルとも言えます。
時間や場所を簡単に超え、その思想や知識、経験や歴史、研究や問題提起などを障壁なく受け取ることができます。
大切なのはそのマテリアルそのものにあるのではなく、受け取ったお客様の人生にどのような変化があるか、その事実に価値があるし、私はそちらの方に関心があります。CENTREが考える本屋のかたちはこれからも体験と変化にあります。
ぜひこれからもCENTREで、人間や我々を包む社会が生み出すうねりを受け取り、お客様の人生を新しさとワクワクで溢れさせて欲しいと思います。
まだまだCENTREも私も精進が足りません。もっと出来ることはあったし、もっと違うやり方もありました。
この反省を年末にしっかりと胸に刻み、2024年を大きな変化の年にしていきたいと思います。
本年も1年間、店頭だけではなく、インスタグラムやWEBサイト、X(旧Twitter)やThreadsなどでも多くのお客様に励ましのお言葉頂戴しました。誠にありがとうございました。
ひとつひとつが我々の支えになっております。
2023年もあと1日。
ゆっくり休んで、また2024年にお会いできればと思います。
来年も変わらずご愛顧を何卒よろしくお願い致します。
どうぞよいお年をお迎えください。
CENTRE代表
中村恭平
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