【CENTRE 開業1年に寄せて】

平素よりCENTREをご利用いただき、誠にありがとうございます。

CENTRE代表の中村でございます。


2020年7月1日にCENTREは開業し、本日1周年を迎えました。


この1年間を簡単に言い表すことはできませんが、CENTREをご利用いただいたお客様、支えて下さった取引先、CENTREのコンセプトを理解し媒体問わずお伝えいただいたメディアの皆様、CENTREが入居する雲竜フレックスビルのオーナー及びテナントの皆様、そしてまだ何者でもないCENTREに力を貸してくれたスタッフに、心より甚謝申し上げます。

本当に、ありがとうございました。


CENTREは、私が心の中で大切にしている信条のようなものを具体化し、それを事業活動を通じてお客様にお伝わる形に変換し、店舗にて商品やサービス、体験に落とし込んだものです。

私は、その「信条のようなもの」をまっすぐに貫いて参りました。


CENTREは、新規開業による認知不足と新型コロナウイルス感染拡大による外出自粛の線引きもままならないままの船出となりました。それは、第2波、第3波、第4波と続く現在でも同様です。私たちだけではなく、多くの飲食店が同様の状況とは思いますが、長く苦しい時間が続いております。

その中で、目の前のお客様を第一に考え、一人の人間としてできる最高の接客をしようとスタッフに伝え、それを遂行して参りました。それが、今とこれからの時代に求められるサービス業の姿だと信じているからです。CENTREのスタッフはこれを体現してくれており、頭が下がるとともに、誇りです。IT技術やSNS等の活用、テイクアウトやデリバリーなどのチャネルももちろん必要ですが、その全てが、CENTREという店舗で、お客様が私たちスタッフと相対し、そして店舗に滞在する時間に感じる体験に集約されます。人は、人によって感動を得ると信じています。


CENTREは、大別するとカフェ、その中でもブックカフェという業態になります。これは、CENTREが大切にしている思いを形にするための手段であり、コーヒーやスイーツ、フード、壁一面の書籍、店舗内の設備、内装、そして接客、それぞれがその手法です。その全てがCENTREの伝えたいことと調和して初めて、お客様の「もっと知りたい、もっと学びたい」を叶え、お客様の毎日に寄り添い、お客様の人生に少しだけ変化をもたらすことが可能であり、CENTREがCENTREであることができると考えています。


CENTREが大切にしていること、伝えたいことは、お客様に、新栄という街に、少しずつ浸透していっていると感じています。とても嬉しく思っています。


私は未熟な経営者であり、過った選択もし、スタッフに迷惑をかけることも多くありました。振り返ればできていないこと、至らないことだらけで、まだ何も成していません。ただ、大切にしていることは変わりません。CENTREはこれからも、お客様の変革を支えることを社是とし、店舗を通じてその役割を拡大し、進化を続けたいと思います。


7月3日には、記念のイベントを執り行うこととなりました。

私の故郷であるコメダさん、中小企業診断士として尊敬する大先輩、地元の大書店として尊敬し、見守っていただいている三洋堂さんにご登壇いただけます。そして、学生時の尊敬すべき先輩にライブをしていただけます。CENTREのブランドロゴ制作を担ってくださったkongcongさんが、1周年のアニバーサリーアイテムを作ってくださっています。快く引き受けてくださった皆様に感謝しかありません。


イベント当日は、いつもの静かなCENTREではありませんが、キャストの皆様やお客様、スタッフと共に楽しみたいと思います。


CENTREの2年目にも、どうかご期待いただければと思います。変わり続けることをやめないCENTREをお見せできればと思います。


今後とも、ご愛顧のほど、よろしくお願い申し上げます。


株式会社Centre 代表取締役 中村恭平

CENTRE ■新栄の本屋+カフェ■

『CENTRE』は新栄の新しい本屋です。ひとりひとりの変革を支えることをテーマに、「もっと知りたい、もっと学びたい」という知的好奇心を刺激する書籍が、併設のカフェと共にお楽しみいただけます。