【CENTRE2周年に寄せて】

CENTRE代表の中村でございます。

2022年7月1日、CENTREは開業2周年を迎えることができました。

日頃ご愛顧いただいているお客様に、心より感謝申し上げます。

この1年は、私にとってもCENTREにとっても激動の1年となりました。

昨年9月、新型コロナウイルスに私自身が罹患したことで、初めての休業措置を致しました。入院先のベッドの上で重い身体に悶えながら、休業しなければならない悔しさ、未熟さ、無力さを感じていたのを今でもすごく覚えています。この経験は、私の肉体や精神にとって大きな転機となりました。

新型コロナウイルスの流行は、飲食店をはじめお客様をお迎えするリアル店舗にとって大きな転換点となりました。お店（ブランド）とお客様との安心や信頼という関係性がより重視され、そこでしか得られない特別な体験が必須になっていると感じています。

2年目のCENTREは、他にはない独特な「場」の力をもっと多くのお客様に触れていただこうと、トークイベントやライブなどのイベントの開催や懇親会やオフ会、撮影など様々な用途でご利用いただくことに力を注ぎました。

このことにより、店舗から何かが生まれ、その時にしか得られない体験をお客様にお届けすることができました。今後さらに、CENTREが持つ「場」の力を増強し、小慣れてきた運営面に企画力を加えることで、「もっと知りたい、もっと学びたい」を質実両面で体現する店舗へと脱皮したいと考えています。

平日の夜を使った学びと体験の場、様々な仕事や考え方に触れられる場、CENTREにしかできない、CENTREにならできる体験を生み出したいと思います。

CENTREは今後、普通に働く私たちにとって、より「普遍性」をもった存在になりたいと考えています。新栄という街にとって当たり前の存在、お客様の毎日にとって当たり前の存在、カフェとして当たり前の存在、何かに取り組むワークスペースとして当たり前の存在。必要不可欠で圧倒的な存在。

人間の本質を追求し、落ち着きと学び、刺激が共存する店舗として常にそこにある。もっと前に進みたいと願うお客様の背中をそっと支えられるような、強さと優しさを兼ね備えた店舗になっていきたいと思います。

CENTREは3年目になります。まだまだ課題ばかり。変革に終わりはありません。

変革の鍵は、スタッフの成長や何より私自身の成長、それを組織の成長としてドライブさせていくことです。

今後も、先頭に立ち、全てのお客様のために力を尽くします。

ご愛顧のほど、宜しくお願い申し上げます。

2022年7月

株式会社Centre

代表取締役　中村恭平