『SLEEP 最高の脳と身体をつくる睡眠の技術』
著:ショーン・スティーブンソン
訳:花塚 恵
睡眠に関する様々な視点を、健康アドバイザーである著者が整然と語り尽くします。
個々の論点についてはぜひお読みいただいて、ご自身で関心&納得するものから参考にしていただければと思いますが、全体を貫くメッセージはひとつ。
「人間の本来の機能を回復し、眠りをより自然な状態にすること」
朝陽を浴び、体を動かし、バランスの取れた食事をして、日没とともに休養に向かう。
現代では多様な要素が加わることで、これだけのシンプルな毎日に複雑さ増しておりますが、本来の機能を回復させるにあたってのスマホなどの電子機器、カフェイン、体温、寝室、光、運動、脂肪、お酒、寝る際の姿勢、思考、サプリメント、マッサージ、パジャマなどの各項目で考えるべきことが書かれています。
豊かさとともに自然なバイオリズムが失われてしまった人類の、回帰への願いが本著にはあるのかもしれません。
私はまず、スマホをリビングに置いて寝室に入るようになりました。
ぜひ、ご一読ください。
店長 中村
0コメント