【年頭メッセージ】
謹んで新年のお慶びを申し上げます。
旧年中は皆様より格別なるご愛顧を賜り心より御礼申し上げます。
2025年の年頭にあたりご挨拶申し上げます。
2024年は、目まぐるしい情勢の変化による地政学リスクの高まりやインフレーションの加速によって、私たちの生活にも、そして企業活動にも先行き不透明な状況が続く一年になりました。
CENTREで取り扱う各飲食食材にも、値上げの波が止まるところを知らず、お客様へ提供する価格への反映は小さいものではありませんでした。今後も、世界情勢や業界の情勢を注視し、お客様へ適切な価格でCENTREのサービスをご利用いただけるよう努めて参ります。
2024年、我々CENTREは様々な取り組みを行いました。
カフェ部門では、ご支持をいただいている「あんこマーガリンサンド+白玉だんご」を発展させた「白玉あんこマーガリンサンド+黒胡麻きなこ」「白玉あんこマーガリンサンド+栗」を開発。これらは、グローバルボーイズグループ「#INI 」とそのファンの皆様との大きなうねりとなり、私たちにとってもかけがえのない経験になりました。
ドリンクでは珈琲を使用する全てのドリンクをカフェインレスの豆に変えて提供することで、お客様の多様化する趣向にお応えしました。
年末からは、UberEatsなどのデリバリーサービスの試行を開始し、CENTRE近隣のお客様への新しいアプローチを展開しております。
書籍部門ではCENTREの本棚はさらに進化、2024年はこれまでで最高の販売数となりました。日々の選書が書棚をフレッシュにし、私やスタッフがそれらをピックアップ、コメントや動画でのアクションも増加しました。本年も店舗コンセプトに呼応したノンフィクション書籍のセレクトショップとしてさらに取り組みを拡大し、紹介機能や販売網について整備を進めたいと考えております。
イベント・店舗貸切部門では、2024年は過去最大数のイベントが行われたことに加え、店内の白壁を利用した絵画や写真の展示が複数回行われました。CENTREをキャンバスにしたこれらの取り組みによって、多くのお客様が行き交う「ヒト」と「コト」の間に位置する場所の価値がより高まり、我々が目指すかたちにまたひとつ近づくことができました。
CENTREの本質は、店舗で過ごすお客様の豊かな時間にあります。商品やサービス単体ではなく、それらが融合し店舗の雰囲気と一体となることで、CENTREでしか生み出せない体験となります。その豊かさをこれからも深掘りし、飲食の楽しさ、読書の楽しさ、表現の楽しさ、表現を受け取る楽しさを配置しながら、お客様ひとりひとりの毎日に寄与する店舗として発展させたいと考えております。
その発展に不可欠なスタッフの成長も重要なトピックです。2024年は副店長に就任した河合を中心に、本当にがんばってくれました。これからも日々の業務の中でやれることをひとつずつ増やし、お客様の求めに応えながら、自らのやりたいことを注入していける雰囲気作りを進めたいと思います。スタッフの成長が、CENTREの成長そのものです。
2024年の間に解決することのできない課題も多くありました。その責任は全て私にあります。2025年、お客様とスタッフの期待にお応えできるよう、揺らがない心で粛々と仕事に励みたいと思います。
2025年、CENTREは5周年を迎える節目の年です。一番進化を求められるのは、私です。この5年間でやりきれなかったことを、ひとつでも多く表現していけるように精進いたします。
店舗でカウンターに立つ私をお見せする機会が以前より少なくなるかもしれませんが、店内の客席で仕事をしている姿をお見かけしましたらぜひお声がけください。
CENTREは2025年も、お客様のための店舗です。
お客様のやりたいこと、やるべきことのために自由にご利用ください。その環境は徹底して整えさせていただきます。
仕事始めは、本日(1月4日土曜日)9時から。
スタッフ一同、ご来店をお待ちしております。
本年もご愛顧の程、宜しくお願い申し上げます。
株式会社Centre
代表取締役
中村恭平
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